2023/09/13 マザコン
急遽、悲しみが襲ってきたので、感情の整理も兼ねて日記を付ける。
自分は遅くにできた子なんだけど、ずっとそれが寂しい(※高齢出産を否定するつもりはない)。
母親ともっと一緒にいたい。普通(ここでは30歳前後での出産とする)だったら一緒にいられた時間が自分と母にはないんだと思うと悲しくて涙が止まらない。
マザコンだけど、これでいいと思ってる。だけど、もう5年早く産んでくれたらと思う。辛い。
いつまでも元気でいてほしい。というか死なないでくれ。不老不死になる薬があれば真っ先に飲ませてるよ。
終わってる
たまに正気に戻る瞬間がある。私の死にたい理由に「職に就けない」というのがあるんだけど、なんで職に就けないくらいで死ななきゃならないのか(死を望むほど絶望するのか)って思う。生きていくためにお金が必要だからなのか。でもそれを悩むとき、並行して「近い年齢の人は立派にやっているのに自分はこの体たらく」という自分と他者を比較した劣等感に苛まれる。職に就けないことと他人が立派なことに何も因果関係がない。比較して落ち込んでいるだけだ。この落ち込みは自分が勝手にやっている。
正気に戻っている。たまに思い出したように癇癪を起こす。頭に血がのぼって喉が痛くなるまで喚く。頭が痛くなる。正しく景色が見えていない。処方された薬を飲んで、正気に戻る。これも怖い。
なにもかもむかつく。自分と関係がないことにむかついている。
私が死にたいと望むとき、職に就けないことに絶望しているけど、手近にある理由がそれってだけでもっと深いところで絶望しているのかもしれない。
人に癒される程度の孤独
家にいると、体の内側から出るもので窒息しそうだったので、家を出てしまった。
人の中にいて孤独を感じるのと、人によって孤独が癒されるときがあって、今は後者だ。私が焦燥感に駆られ四苦八苦している間にも、外では人の営みがあることが慰めになっている。
コンビニや駅の明かりだとか、車が行き来する音だとか、姿が見えない話し声がこんなにも頼もしいものだとは普段気付かない。なんの気無しに人は世界が動いていて、自分もその一部なんだとようやく実感すると、焦りは姿を隠した。この中にどれだけ「私」がいて、同じように悩みを抱いているのか想像する。
さすがにこの時間の駅は居心地が悪いので、これを書いたら家に帰ることにした。そのとき私は孤独なんだろうか。
嫉妬と過疎気味の界隈
ここ数年、同じ界隈で活動している。今いるジャンルで、初めてちゃんとした二次創作での交流を経験した。私は精神が子供なので、ノリが、悪い意味で軽かったり、色々と失礼な態度をとったこともあった。もちろん楽しい思い出も沢山あって、迷惑をかけた方々には申し訳ないけど、何事も経験が必要なんだなと思っている。
絵にしろ文章にしろ、自分よりも上手い人を目撃すると落ち込むし嫉妬する。その人は何も悪くないのに、嫉妬し過ぎて嫌いだと錯覚してしまうこともあった。表には出さないけど、その人の創作物に対して積極的にいいねをしないなどして、負の感情が態度に出ていたと思う。
今、まだ同じ界隈にいる。全盛期から数年経てば、ジャンル変えする人も少なくない。むしろ同じジャンルで活動している人は少ないように感じる。私も精神が参っているから、そういった意味で活動的ではなくなっている。寂しいなと思う。
先日、私が嫉妬している創作者の方が、まだ同じジャンルで活動されていると知って希望のような明るい感情を抱いた。嫉妬はしているんだけど、暗さがない。その人の創作物に久しぶりにいいねをつけた。言葉通りのいいねだ。
悔しい。うまいな。くそ。
漫画の新刊と体調不良の関係性
好きな漫画の新刊が出た。Amazonで買ったから届くのは明日だ。これは昔からそうなんだけど、漫画の新刊とか最新話、最終回を読む前に体調がすこぶる悪くなる。楽しみなんだけど、不安が少しだけ勝る。
主な症状は、動悸・食欲不振・気分の落ち込み・不眠など。読めば良くなるときもあるし、展開次第で悪化することもある。時間が経てば解決するけど、良くなるまで一週間はかかるので、その間かなりキツい。
その度に私は週刊連載の漫画のオタクになれないだろうなと思う。何も食べられなくなるじゃん。シビアな漫画のオタクはキツい展開を地獄と表現するけど、よく生きていられるなと思う。すごいよ。
好きな作品のメディア展開
アニメ化。嬉しいけど、アニメで初出しの情報があるとそれはそれで嫌だ。円盤を買うことが決定するから。グッズが発売しても「この先Blu-ray買うしな〜」ってグッズ発売が楽しめなくなる。せめて時間差を設けてほしい。2ヶ月とか。
原作とアニメで設定が微妙に違うのもちょっと嫌なときがある。(二次創作をした際にコメント欄で突っ込まれることを考慮して、キャプションに注意書きを書く必要性が生じる)二次創作なんて自分が満足するために描くものだと思ってるから、注意書きを書くことで、他のファンも満足させられるだろうといったような傲慢さが生まれる気がする。できれば注意書きとか何もしないで投稿したい。投稿はしたいんだよな。見てほしい。
映画化。腰抜かすこと決定しているから一番怖い。まず映像が段違い。アニメですら直視するのも嫌なのに(最高すぎて)、映画なんて逃げ場がなくて叫ぶこともできない密室で、最高の音響と映像と声優さんの演技を浴びせられたら……。左右の人と肩組んで支え合いたくなる。サウンドトラック購入決定だよ。
ドラマ化とか実写化。ハードルがちょっと下がる。ファンだから見るけど……原作と設定が違うことになりがちだけど、ドラマの設定を優先して採用している二次創作ってあんまり見ない気がする。大抵キレてる。
ミュージカルは最高。これは行かないとわからない。本当に最高。目の前で役者さんが歌って踊って飛び回るんだ。最高すぎ。一回行って最高だったらその先ずっと人生に「ミュージカル」が入り込む。それくらい最高なんだ。ミュージカル。
漫画のキャラの設定とか、Twitterで初出はちょっとやだ。単行本のおまけとか、ファンブックで出してほしい。雑誌のインタビューは微妙。やっぱり漫画で知りたい。最高だから。
【漫画感想】働かないふたり
くらげバンチで連載中の日常漫画、『働かないふたり』。主人公は兄・守とその妹・春子。ふたりはニートで、家族や友人、近所の人たちとの交流が描かれる。いい話が多いので心穏やかに読める。
ニートの兄妹が主人公でも、この二人はとんでもなく人間が出来ているので、イラつくことなく読めていた。しかし、私は、精神面がやられてニートになった頃、この兄妹のように朗らかになれず、それが理由で読めなくなった。兄妹と比較してしまうのだ。自分のクズさ加減に落ち込む。
最近ようやく読めるようになり、知らないキャラが出ていると経緯が知りたくなって単行本を買いたくなる。でも結構な巻数買い逃しているから読めるのは先になりそうだ。単行本は発売したら即購入していたので、買わなくなった巻数の発売時期を調べたら、いつ頃自分の精神がどん底だったかがわかる。去年の十月は本当にやばかったらしい。その時期から買わなくなった(買えなくなった)漫画が多い。
くらげバンチのコメント欄を見ると、たまに「無職なのに楽しそうでイライラする」といった内容のコメントが見られるけど、私は(無職じゃなかった頃読んでいて)そうじゃなかった。むしろ今同族になってから読めなくなった。守と春子がいい人間すぎて、自分と比較して落ち込むから。生活もガタガタだったし、昼夜逆転どころか夜夜生活だったから。
働かないふたりを読めるようになってよかったと思う今日この頃。